11月中旬にS&P500で「売りシグナル」が点灯しました。しかし一方で、本日のFOMCでは0.25％の利下げが決定される見通しとなっており、相場は再びリスクオンに傾きつつあります。これは、以前レイ・ダリオ氏が語っていたシナリオにかなり近い展開で、「バブルはすでに80％の段階にあり、まだ上昇余地が残っている」という見方にも合致しています。
もちろん、バブルがいつ弾けるのかを正確に予測することは誰にもできません。ただし、金融緩和が続くことで市場は一時的に上昇を続ける可能性がある一方、その後に訪れる調整局面も警戒すべきだと考えています。
私はそのような環境下で、リスクを意識しながらもコツコツと新興国株を買い進めています。先進国と異なる成長ドライバーを持ち、通貨や人口動態など長期的な優位性を持つ国々への分散は、バブル後の局面でも有効だと判断しているためです。
「未来は予測できない。しかし、備えることはできる。」
私はその考えのもとで、自分の資産配分を整えています。