前回米ドルが暴落すると書きましたが、既に下がってしまっている円の価値を高めることはできるのでしょうか？インフレを止めることができるのでしょうか？
日本も米国も痛みを伴う財政赤字を政治で対応することが難しいのかもしれません。結局短期的な効果を求め金融緩和をしてしまっているのが現状です。これは紙幣価値の低下を招き、インフレが進み、経済の立て直しは今以上に困難になってしまうようです。
今回の参議院選挙で財政赤字に関する政策を出しているのは、維新の会、再生の党です。国民民主は痛みを伴うというより、バランス調整をしようとしています。しかし経済の立て直しは容易なことではありません。実際に米国も財政赤字削減を一旦諦めているような状況で、日本もアベノミクス以降、現在のインフレ等、より深刻な状況になっているように見えます。
表層では成長資源をつくる、中層では制度の見直し、深層では人口、教育、国土の再構築など、海外の政策例を見てみると、痛みを伴う部分と伴わない部分を織り交ぜて国民の理解を得ているような感じですね。
日本は既にスタグフレーションのような状況ですが、明るい未来、強い経済のために、政治、行政、国民一人一人が一緒に考え、痛みを分かち合いながら歩むことができないと難しいですね。
ちなみにインフレ時の安全資産としてゴールドが挙げられますが、ドル建てのインフレ連動国際での分散も良いようですが、為替リスクがあるため計算が必要です。
とりあえず私は目の前の仕事を頑張りますw 暑いので皆さんも体調を崩さないよう気をつけてくださいっ！